ライバルという存在
2011年02月13日
piroshkini at 16:48 | Comments(0) | キャリア

昔、学生の時にライバルだと思った友達がいます。
こいつには負けたくないと思ったのは、今のところ彼が唯一だと思います。
彼と過ごした時間は少ないですが、彼のおかげで自分の人間としての実力がすごくついた思っていて、よく言う「ライバルは人を育てる」といったことは本当だと思います。
当時の自分と彼は、とある予備校で高校生相手にバイトで授業をしていました。
二人ともまだ○ィーンエイジャーだったので、塾から年齢は絶対教えないという指示のもとで授業をしていました。
担当教科は自分は世界史、彼は日本史です。
当然のことながら日本史の1校あたり30人に比べて世界史は20人でした。
また彼は英語も教えていましたが、私は語学が苦手なので世界史だけ教えていました。
バイトでは負けましたが、自分が部長をしていたサッカーサークルは40人いて、彼のサークルは11人集めるのがやっとのサークルでした。(試合も勝ちました)
自分からはバイトで負い目を感じ、彼はサークル(学生生活)で負い目を感じていたようで、多分お互いに「彼は友達だけど負けたくない!!」と思っていたんだと思います。
結局、彼は3年生でフランスに留学してしまったので、その後の数年で音信が途絶えてしまいました。
彼は関西の名門校出身で、自分は地元の普通の高校出身であったため、潜在的に彼に対して「負けたくない!!」という気持ちもあったんだと思います。
彼が言った一言で忘れられない言葉が一つあり、「学校名を表に出す奴はその学校の中で下位3分の1の奴だ」という言葉が忘れられません。
彼はずっと小さい頃から名門校に通い、当時の大学もそれなり(以上?)の大学に通っていました。
彼が言いたかったのは、「本当に大切なのは自分自身の価値だ」ということが言いたかったんだと思います。
学歴だけで言うと地元の真ん中レベルの高校を卒業し、たたき上げでようやく"それなりに名の知れた"大学に入った自分にとっては、かなりショッキングな一言でした。
ただ、今でも彼のその一言は良い意味で自分の中で大事なポリシーなっています。
また、13年後の仮想の彼なら「今は何をしているだろう?」と想像上の彼に負けたくないと思っています。
彼からは自分にとって"一生大切なもの"をもらいましたが、自分は彼に影響を与えられたか分かりません。
彼と過ごしたのはほんの2年ですが、大事ものをもらった気がします。
来月から赴任する次の仕事上のポジションでも、自分はノンキャリのたたき上げに属しますが、彼の一言を忘れずに、とことん"たたき上がっていこうと思います。"
もう会えないけれど、一番負けたくないのは"君"だけです!!
彼のその後をwebで調べてしまいました。
2年前まではパリのここにいたらしいです。

しかも博士課程まで進んでいて、バリバリのキャリアをもっているようです。
自分も早いうちに自分が目指す理想の"マルチロール"になって、いつか再開したいと思います。
負けません!!
2年前まではパリのここにいたらしいです。

しかも博士課程まで進んでいて、バリバリのキャリアをもっているようです。
自分も早いうちに自分が目指す理想の"マルチロール"になって、いつか再開したいと思います。
負けません!!